商品先物取引の基礎を押さえよう

商品先物取引の基本
まずは商品先物取引の基本的な基礎知識から紹介していきましょう。
- 商品先物取引の始まり
- 世界最初の商品取引所が開設されたのは1531年。現在のベルギーのアントワープが最初といわれています。ロンドンでは1568年、「悪貨は良貨を駆逐する」グレシャムの法則で名高いトマス・グレシャムが「ザ・ブールス」という取引所を開き、日本でも江戸時代初期の1630年頃、大阪の米問屋「淀屋」で米の延べ取引が開始されました。近代の商品取引所は日本の淀屋の米市がそのルーツとなっています。
- 日本にも全国に4箇所
- 現在、世界最大の商品取引所である「シカゴ・ボード・オブ・トレード」も日本の商品先物取引をお手本に西部開拓時代の1848年に開設され、「世界のパンかご」と呼ばれるアメリカ農業の発展に貢献してきました。 日本は第二次世界大戦による経済統制で、すべての商品取引所が閉鎖されるという出来事がありましたが、1950年に商品取引所法が公布され、全国に商品取引所が続々と開設されました。現在は合併・吸収等により集約され、全国に4ヵ所の商品取引所があります。
- 今後の商品取引所
- 現在、商品取引所の上場商品は貴金属・農産物・繊維・ゴム等の一次産品、工業原料となっていますが、今後は規制緩和で自由化された米や石油などに加え、従来は保存等の問題から、上場に適さないといわれていた肉や野菜、卵なども指数取引の登場で上場可能となっています。またオプション取引などの新種取引も開始され、よりバラエティに富んだ取引所の利用が可能となっています。平成2年の商品取引所法改正で試験上場制度が採用され、平成10年の商品取引所法の改正で試験上場の認可基準が改正されたことにより、平成10年以降は続々と上場商品が追加されています。